bstプラグイン料金ブログ無料アイコン30日無料で試す

kintoneの一覧印刷プラグインの選び方|設定なしですぐ使える1本

2026-10-06公開 / カテゴリ: 印刷・帳票 / 執筆: bst 開発チーム

「kintoneの一覧を印刷したいだけなのに、プラグインを調べると帳票ツールばかり出てくる」——一覧印刷の方法を探している方から、よく聞く声です。

請求書を作りたいわけではない。いま見ている一覧を、そのまま紙にしたいだけ。この目的に、テンプレートを設計する帳票ツールは大がかりすぎます。私たちはkintoneプラグインの開発元として、一覧印刷に特化したプラグインを提供しています。本記事は2026年10月時点の情報に基づいて、一覧印刷プラグインの選び方を整理します。

一覧を印刷したいだけなら、選ぶのは「帳票」ではなく「一覧印刷」のプラグインです。
見るべき点は、入れたその日から迷わず使えるかどうか。この記事では、帳票プラグインとの違い → 選ぶときの5つのポイント → 実際の使い方、の順で解説します。
この記事で分かること
  • 一覧印刷プラグインと帳票プラグインの違い
  • 一覧印刷プラグインを選ぶときに確認したい5つのポイント
  • 導入したその日から使える、bstの一覧印刷プラグインの使い方
  • 棚卸し・会議資料など、現場での使いどころ
  • 向いていないケースと、料金・無料試用について
先に結論:一覧印刷プラグインは、次の3つを満たすものを選ぶと失敗しません。
①入れたその日から使えるテンプレートの設計や複雑な初期設定が要らないこと。アプリに追加したら、すぐ印刷ボタンが使える製品を選びます。
②その場で思いどおりに整えられる用紙・向き・載せる列を、印刷のたびに画面で選べること。実寸のプレビューで仕上がりを見ながら決められると、刷り直しがなくなります。
③紙として破綻しない行が途中で切れない、全ページに列見出しが入る、ページ番号が付く。会議や現場に持っていける紙になるかを確認します。

なお、そもそもなぜブラウザの印刷では崩れるのか、Excelで整形する方法やJavaScriptで自作する方法と比べたい方は、kintoneの一覧を印刷する方法3選で詳しく解説しています。

一覧印刷プラグインとは|帳票プラグインとの違い

kintoneの印刷に関するプラグインは、大きく2種類に分かれます。目的が違うので、まずどちらが必要なのかを切り分けます。

一覧印刷プラグイン帳票プラグイン
印刷するもの一覧(表)をそのままレコード1件ごとの書類(請求書・見積書など)
レイアウト一覧の列をそのまま並べるテンプレートを自由に設計する
導入の手間追加してすぐ使える製品が多いテンプレートの設計が必要
向いている用途棚卸し表、会議の配布資料、点検リスト請求書、見積書、納品書、申請書
価格の傾向単機能のぶん手頃高機能のぶん高めの製品が多い

「一覧の内容を紙で配りたい・持ち歩きたい」なら一覧印刷、「1件ずつ決まった様式の書類を出したい」なら帳票、と考えると迷いません。両方が必要な組織では、用途ごとに別の製品を使い分けるのが一般的です。

一覧を印刷したいだけの場面で帳票プラグインを選ぶと、最初にテンプレートを作る作業が発生し、列を1つ変えるたびにテンプレートを直すことになります。目的に対して道具が大きすぎる状態です。

一覧印刷プラグインを選ぶときの5つのポイント

一覧印刷プラグインを比べるときは、機能の多さより「現場の人が説明なしで使えるか」を基準にします。確認したい点は5つです。

①初期設定なしで使い始められるか導入の直後、設定画面を開かなくても印刷できるかを確認します。初期設定が多い製品は、設定した人しか使い方が分からない状態になりがちです。
②列をその場で選べるか「社内メモの列は外したい」「今回は金額を載せない」といった調整を、印刷する人が自分でできるかどうか。管理者に頼まないと列を変えられない製品は、結局Excelに戻ってしまいます。
③プレビューが実寸か画面のプレビューと実際の紙が一致するかを確認します。プレビューが目安でしかない製品は、試し刷りが必要になります。
④ページ分割が正しいか行の途中で切れないか、2ページ目以降にも列見出しが入るか、ページ番号が付くか。試用版で、必ず2ページ以上になる一覧を印刷して確かめます。
⑤データが外に出ないか印刷の処理がブラウザの中で完結するか、外部のサーバーで帳票を作るのか。顧客情報を含む一覧を扱うなら、情報システム部門の確認が必要になる点です。

この5つは、試用版があれば30分ほどで確かめられます。カタログの比較表より、実際の一覧を1回印刷してみるほうが確実です。

導入したその日から使える|bstの一覧印刷プラグイン

ここからは、bstの一覧印刷プラグインを例に、実際の使い方を紹介します。上の5つのポイントを満たすことを前提に設計した製品です。

導入は3ステップ、面倒な設定は不要

  1. プラグインのZIPファイルをkintoneシステム管理の「プラグイン」から読み込む
  2. 印刷したいアプリの設定でプラグインを追加する
  3. 「アプリを更新」を押す

これだけで、一覧画面に「印刷」ボタンが表示されます。テンプレートの設計も、フィールドの対応付けも要りません。設定画面を一度も開かなくても、初期値のままで印刷できます。

設定画面は、「ダイアログを開いたときの初期値を、自社の使い方に合わせておきたい」ときに使うものです。たとえば、いつもA4縦で印刷するなら初期値をA4縦にしておく、といった調整ができます。

ボタンを押して、選んで、印刷するだけ

印刷ボタンを押すと、ダイアログが開きます。左側で用紙や列を選ぶと、右側のプレビューがその場で変わります。操作に迷うところはありません。下のデモで、列の選択とチェック欄の切り替えを試してみてください。

触って確認列とチェック欄を選ぶと、紙がその場で変わる
載せる列
連番
チェック欄(右端)
備品一覧
1 / 3
※表示はイメージです。実際の製品では、用紙(A4・B5・A3)や向き、余白、文字サイズなども同じ画面で選べ、プレビューは実際の用紙と同じ寸法で表示されます。

思いどおりのレイアウトにできる項目

ダイアログで選べる項目は次のとおりです。どれも選ぶだけで、プレビューにすぐ反映されます。

選べること内容
用紙と向きA4・B5・A3、縦・横
余白・文字サイズ余白3種類、文字サイズ4種類
載せる列一覧の列を、チェックでオン・オフ
印刷する範囲絞り込んだ全件、または表示中のページだけ
紙に入れる情報タイトル、印刷日時、件数、ページ番号
表の見た目罫線3種類、1行おきの色、連番、数値列の合計行
チェック欄右端に最大3列(□、または空白の記入欄)

行が途中で切れないように、ページの区切りはプラグインが行の高さを測って決めます。列見出しは全ページに入り、ページ番号は「1 / 12」の形で印字されます。プレビューで見たとおりに印刷されるので、試し刷りは要りません。

よく使う形は、名前を付けて保存できる

一度整えたレイアウトは、「棚卸し用」「会議配布用」のように名前を付けて保存できます(12件まで)。次からは、保存した設定を選んで印刷するだけです。前回の指定も自動で記憶されるので、毎回同じ形で印刷する人は、ボタンを押してそのまま印刷できます。

こんな場面で使われます|棚卸し・会議・現場

一覧印刷がよく使われる場面を4つ紹介します(特定の導入企業の事例ではなく、想定される代表的な使い方です)。

いずれも、これまではCSVに書き出してExcelで整えていた作業です。1回10〜15分かかっていた作業が、ボタンを押して選ぶだけになります。

向いていないケースも、正直にお伝えします

一覧印刷プラグインは単機能の製品です。次のような目的には向いていません。

請求書・見積書などの帳票を作りたい1件ごとに決まった様式で出力する書類は、帳票専用の製品の役割です。ロゴの配置や宛名の位置を細かく決めたい場合も同様です。
カレンダー形式やカスタマイズビューを印刷したい対象は表形式の一覧です。カレンダー形式の一覧や、JavaScriptで作ったカスタマイズビューは印刷できません。
スマートフォンから印刷したいPCのブラウザ(Chrome・Edge)での利用を前提にしています。印刷はPCから行ってください。

逆に言えば、「表形式の一覧を、PCから、きれいに印刷したい」という目的であれば、過不足なく応えられる製品です。

料金と無料試用

料金は年額¥19,800(税込・1ドメイン)です。同じkintoneドメインの中であれば、アプリの数やユーザーの数に制限はありません。通信が一切できない環境向けに、買い切りの永久ライセンス版もあります。

購入の前に、30日間の無料試用版で全機能を試せます。メールアドレスの登録も不要です。まずは、いつも印刷に苦労している一覧を1つ選んで、実際に印刷してみてください。製品ページでは、列の選択や用紙の切り替えを、ブラウザ上のデモで操作できます。

よくある質問

プラグインを入れたあと、設定をしないと使えませんか?

設定しなくても使えます。アプリに追加して更新すると、一覧画面に「印刷」ボタンが表示されます。初期値(A4横・タイトルと印刷日時とページ番号あり)のままですぐ印刷でき、用紙や列は印刷のたびにダイアログで変えられます。

どの一覧でも印刷できますか?

表形式の一覧に対応しています。いま表示している一覧の列・絞り込み・並び順が、そのまま印刷に反映されます。カレンダー形式とカスタマイズビューは対象外です。

何件まで印刷できますか?

既定で最大1,000件、設定で10,000件まで印刷できます。件数が多い場合は読み込みの進み具合が表示されます。実用上は、絞り込んでから印刷する運用をおすすめします。

請求書や見積書のような帳票は作れますか?

作れません。一覧印刷プラグインは「表示中の一覧を、そのままきれいに印刷する」ことに絞った製品です。1件ごとに自由なレイアウトで出力したい場合は、帳票専用の製品が向いています。

保存した印刷設定は、ほかの人も使えますか?

名前を付けて保存した設定は、保存した人のブラウザに記憶されます。全員に同じ形で使ってほしい場合は、管理者がプラグイン設定で初期値を決めておくと、全員のダイアログがその形で開きます。

業務データが外部に送信されませんか?

送信されません。印刷の処理はすべてブラウザの中で完結します。年額プランのライセンス確認で送信されるのは「kintoneドメイン名」だけで、レコードの内容は送られません。通信が一切できない環境向けに、完全オフラインの永久ライセンス版もあります。

無料で試せますか?

30日間の無料試用版があります。メールアドレスの登録も不要で、ZIPをダウンロードしてkintoneに読み込むだけで、製品版と同じ全機能を試せます。

まとめ:一覧を印刷したいだけなら、すぐ使える1本を

いつもの一覧を、まず1回印刷してみてください
bstの一覧印刷プラグインは、導入したその日から使えます。テンプレートの設計は不要、用紙も列もボタンで選ぶだけ。実寸プレビュー、行を切らないページ分割、棚卸し用のチェック欄まで、30日間・登録不要で試せます。
一覧印刷プラグインを見る

関連記事: kintoneの一覧を印刷する方法3選|崩れる原因と解決策 / kintoneで部分一致検索ができない理由と3つの解決方法